夜になると体がかゆい!眠れない悩みを解決

アトピーの患者様から「夜になると体がかゆくて眠れない」というお悩みを多く伺います。たくさんの方が辛い夜を過ごされているようで、少しでも楽になって欲しいと日々願っております。そこで今回は、夜になると体がかゆくなるメカニズムと、かゆみを軽くする方法をご紹介しましょう。

目次

夜に体がかゆくなるのはなぜ?

なぜ夜になると体がかゆくなるのか。
それは、夜になると体温が上がるからです。

一般的に一日のなかで、体温は最も高くなるのは午後8時ごろで、その後徐々に体温が下がっていき、明け方が最も低くなるとされています。

乾燥はかゆみの原因となるアトピーの大敵ですが、体温が上がると皮膚から蒸発する水分が増えて、お肌の乾燥が激しくなるのです。

加えて体温が高くなると、かゆみを伝達する神経の働きが活性化します。
つまり体温が高ければ高いほど、かゆみを感じやすくなるわけです。

これが夜になると体温が上がり、体がかゆくなるメカニズムです。

夜にかゆくなる原因は2つの生活習慣

夜になると体が痒くなる大きな原因となっているものとして、2つの生活習慣があげられます。
それは、お風呂上がりと寝るときです。

さきほど、体温が上がると体がかゆくなるというお話をしました。
お風呂に入ると身体が温まります。また、お布団に入っても同じですね。

つまり、お風呂上がりと寝るときには体温が上がります。そしてこの2つの生活習慣は通常夜に行われるものです。そのため、

  • お風呂上がり
  • 寝るとき

この2つに対して重点的に対応すれば、夜の体のかゆみを抑えることができるというわけです。

原因を取り除けば、結果は変わります。
体が温まることでかゆくなるわけですから、温め過ぎないようにすれば、かゆみを抑えることができるわけです。

さらに、詳しくみていきましょう。

お風呂上がりに体のかゆみを抑えるには?

お風呂上がりにアトピーのかゆみがなくなった子ども

体の洗いすぎや熱すぎるお湯にご注意を

お風呂に入ると、皮脂が洗い流されます。アトピーの方のお肌はもともと皮脂が少ないうえ、皮膚の表面が傷ついていることが多いので、なおさらです。

清潔志向が高い方には、体を洗いすぎる傾向がみられます。ボディスポンジなども刺激の原因となるので、手のひらで体を優しくなでるように洗ってみてください。

熱いお湯に長く浸かったり、水圧の高いシャワーを浴びたりすることもよくありません。

また、汗が蒸発するときにお肌のうるおいも失われてしまうので、お風呂上がりにはできるだけ早く体の水分をふきとりましょう。

このとき、あわててゴシゴシとこするのではなく、やさしく押さえるようにして水分をバスタオルに吸い取らせます。バスタオルは、肌に優しくて吸水性の高いものを厳選してお使いください。

お風呂上がりの保湿をお忘れなく

お風呂上がりの保湿は必ず行いましょう。

保湿はスキンケアの王道といえるものです。

保湿剤を塗ることで皮膚の表面に膜をつくり、皮膚からの水分蒸発を抑えることができます。これによりお肌の乾燥を防ぐことができるのです。

また保湿剤は、皮膚のバリア機能の代役を果たすとともに、お肌の違和感への過敏な反応を抑えることもできるのです。

 保湿剤には、軟膏タイプのほか、クリームやローションなどさまざまな製品が販売されています。保湿力の高さは、軟膏>クリーム>ローションの順となっていることが一般的です。

とはいえ、それぞれ一長一短がありますので、お肌の状態や季節、お好みに合わせて選んでみてはいかがでしょう。

当院でお渡ししているローションは保湿力がとても高いので、ぜひ一度お試しください。副作用がなく、赤ちゃんからお年寄りまで安心してお使いいただけます。

お風呂上がりにかゆくならないために

せっかくお風呂でリラックスしても、お風呂上がりにかゆみに襲われたら、ストレスですよね。
かゆみから解放され、気持ちよく過ごすために気をつけて頂きたいことをまとめました。

  1. 手のひらで体を優しく洗う
  2. お湯の温度はぬるめ(40℃くらい)にして、長湯しすぎない(10分程度)
  3. バスタオルは吸水性の高いものを使い、水分を吸い取る
  4. お風呂上がりには、お肌の保湿をする

夜寝るときに体のかゆみを抑えるには?

アトピーのかゆみから解放されぐっすり眠れる赤ちゃん

2つ目の夜寝るときのかゆみ対策をご紹介します。

寝室の温湿度をコントロール

四季がある日本の環境では、一年を通して寝室を快適な環境を整えることが大切です。

夏場は、エアコンを上手に使って寝室の温度を暑すぎないようにコントロールします。冬場には、加湿器を使うとお肌の乾燥を抑えることができるのでおすすめです。

とくにかゆいところがある場合には、その部分を冷却シートなどで少し冷やすと楽になりますよ。

寝具や素材の見直し

また、寝具やパジャマの素材も要注意です。

化繊などのようにチクチクしたり、静電気が起きやすかったりするものは、それが刺激となってかゆみを引き起こしがち。

パジャマや肌着の縫い目が気になるときには、デザインにもよりますが裏返しにして着てみてはいかがでしょうか。また、ゴムなどの締め付けがきついものも避けましょう。

寝るときに身に付けるものや肌に触れるものは、デザインよりお肌への優しさを最優先させて選ぶことをおすすめします。

寝る時のかゆみを抑える工夫

快適な睡眠は大事ですよね。是非以下のことに注意されて、一晩中ぐっすり眠れる環境を整えましょう!

  1. 室内の温度
  2. 加湿器を使って適度な湿度
  3. 寝具やパジャマは肌に優しい木綿素材を選ぶ

アトピーのかゆみを抑えて健やかな夜を

質の良い睡眠をしっかりとることは、アトピー改善だけでなく健康的な生活を送るうえでとても大切なことです。「夜になるとかゆくて眠れない」と悩みの方は、今回の内容をぜひお試しください。

あなたのお悩みが少しでも和らぐことを、心から願っています。

石神井さくら鍼灸整体院
ご予約・お問合せ:03-3904-1788
受付:9:00〜18:00(土日祝は17時まで。※祝日は休業の場合があります)
最寄駅:西武池袋線「石神井公園駅」から徒歩4分
住所:東京都練馬区石神井町3丁目27-4

電話受付時間:9:00〜18:00(土日祝は17時まで)

よかったらシェアしてね!
目次